エステシャンの友人が「妊娠中にピーリングをすれば,産後のシミができにくいのよ」と言って,彼女の妊娠中よくピーリングをしていました。そうすると,産後も凄い綺麗な肌でビックリ!!
「黄体ホルモンの影響で肌のターンオーバーが上手にできなくなるからだよ」と。この話を聞いたのは学生の頃で「ふーん」くらいにしか思ってなかったのですが,実際に妊娠すると,いつもの洗顔後も肌がザラついたり,丁寧に洗顔しても油っぽかたりと,たしかに「なるほど」と思いピーリングについて調べてみました。
ピーリングとは?
ピーリングは肌の表面の古い角質をとり除くことです。シミなどの肌老化の改善に役立つ,肌のエクササイズです。
ダイエットは摂取カロリーを抑えて,運動などで脂肪を燃焼させるのが基本ですよね。肌老化の対策も同じで,特にシミには紫外線対策などのメラニンをつくらないケアと一緒につくられてしまったメラニンをピーリングで追い出しましょう!
古い角質の除去して,美肌を目指そう!
シミの原因は,肌の中でメラニン色素が作られることですが,古いものは垢としてはがれ落ちて,排せつしていきます。これがターンオーバーと呼ばれている肌の新陳代謝なのですが,このターンオーバー,年齢と共に遅くなってしまいます。このターンオーバーが遅くなると,表皮はやせて細くなり,角質細胞の層がどんどん暑くなり,肌をくすませてしまします。メラニンを排せつする力も弱ってしまいます。
こうした肌老化全体に働きかけるのが,ピーリングです。酸などを使って,古い角質を除去し,肌の再生を促すのです。
ピーリングの効果は?
さて,ピーリングのよってどんな効果があると言うと,肌の代謝が上がり,肌の若返りが期待されます。真皮のコラーゲンが増え,メラニン色素の排せつを促すことができます。その結果として,シワ・たるみ・くすみ・シミ・毛穴の開きなど,あらゆる肌老化の改善に役立ちます。
ピーリングは何となく皮膚が薄くなりそうで怖いイメージがありますが,最近は安全な方法が確立され,皮膚科でもニキビ・ニキビ跡・シミ・シワなどの治療にピーリングが使われています。
もちろん,家庭用の肌に優しいピーリングの色々販売されているので,セルフピーリングを週に2回くらい取り入れるとことをお勧めします。
どんなピーリング剤を使えば良い?刺激は?
肌に優しいのは洗い流せるタイプでクリームやジェルがお勧めです。色々な種類がありますが,ゴマージュやスクラブは肌を痛めてしまうことがあります。
市販のピーリング剤は皮膚科で使われているものより,濃度が薄いので,強い刺激はありませんが,ピリッとしたり赤みが出たら使用を中止して下さい。
ホームピーリングのやり方
手順 | ポイント |
---|---|
ピーリング剤をTゾーンにのせる | 適量のピーリング剤を手にとり,乾いた肌にのせる。肌が比較的強いTゾーンにのせ,軽くマッサージするようにくるくるとなじませる。 |
Uゾーンになじませる。 | 肌が弱いUゾーンは優しく,中指と薬指をくっつけて,なじませる。 |
しっかりすすぐ | ぬるま湯でよくすすぎ,タオルで水気を拭き取る。肌をこすらないように抑え拭きで!! |
保湿はしっかりと! | ピーリングの後は乾燥しやすいのでセラミド配合などの保湿剤をしっかりつける。 |
敏感肌の方は乾いた肌ではなく,まず,肌を水で濡らしてからピーリング剤を塗るか,ピーリング剤を水で薄めてから使用すると良いでしょう。また,使用時間を短くするのも肌の負担を減らします。
また,寝不足のときや風邪をひいてる時など,肌の調子が悪い時は,トラブルを起こしやすくなるので,使用を中止しましょう。
私は妊娠前からホームピーリングをしていたので,妊娠中も続けています。ホルモンの影響で,洗顔だけではすっきりしない時など,気が付いた時に行うようにしています。ピーリングのおかげか,第1子妊娠時よりも肌荒れが少ないです。
コメント